外国人留学生を採用するには?メリットや注意点、おすすめ採用サービス2選も紹介!

外国人留学生を採用するには?メリット・注意点や採用手法をご紹介します!

こんにちは。digireka!HR編集部です。新卒採用の競争が激しくなっている中で、優秀な人材確保のために外国人留学生を採用する企業が増えています。

今回は外国人留学生を採用するメリット・注意点や採用サービスなどをご紹介します。

監修者情報

監修者用
株式会社uloqo
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月株式会社uloqoを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

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外国人留学生の採用状況

2024年卒における外国人留学生の採用状況では、外国人留学生を「採用した(する予定)」企業は42.6%で、前年からやや減少しました。一方、「採用したかったができなかった」企業は10.6%で、両者をあわせると採用意向のあった企業は53.2%に上ります。

採用の主な理由は、国籍に関係なく優秀な人材を確保したいという考えによるもので、これは全体の約7割を占め、年々増加傾向です。一方で、外国語対応やインバウンド対策といった業務上のニーズによる採用は減少し、多様性を重視する動機がわずかに増加しています。

このことから、企業の採用方針がスキル重視から価値観や組織文化への適応といった方向にシフトしつつあることが分かります。
また、入社後の活躍についても好意的な評価が多く、69.0%の企業が期待以上または十分に活躍していると回答。全体の87.0%が少なくとも期待通りの成果を実感しています。
出典:)「2024年卒 企業外国人留学生採用状況調査」株式会社マイナビ

外国人留学生採用を行う3つのメリット

外国人留学生の採用は、日本人の採用とは違う可能性を持っています。
ここでは、企業にもたらされる代表的な3つのメリットについて具体的にご紹介します。

海外の拠点や取引先との関係の向上

海外での事業所や法人での雇用・配属を見越して、ブリッジ要員として採用する企業も多いです。海外進出や海外とのビジネスで戦力になることが期待できます。

留学生は高い語学力によって円滑なコミュニケーションが取れるため、正確な情報を入手する橋渡し役として採用できます。実際に、留学生を採用したことで、出身国の政府機関とも連絡を取ることができるようになって情報の質が向上したり、海外拠点での案件獲得につながったりした例もあります。

社内の活性化

多様なバックグラウンド、価値観を持つ外国人留学生を企業が受け入れることは、社内の活性化にもつながります。留学生の向上心・探求心の高さは、日本人社員への良い刺激になり、組織全体のモチベーションの底上げになるでしょう。また、日本人とは違う角度からの視点や考え方を持っていることが多いため、それらのアイディアに周囲が刺激を受けることもあるでしょう。

国籍問わず優秀な人材の確保

留学生を採用することで、優秀な人材を確保しやすいです。留学生は高い向上心を持って前向きに取り組む人が多いため、優秀な人材に育つことが期待できます。アジアから来る若く優秀な外国人が労働力として就労することは、日本企業にとっても大きな戦力になるでしょう。

外国人留学生採用を行う3つのデメリット

外国人留学生の採用には多くのメリットがありますが、円滑な受け入れのためにはデメリットも事前に理解しておくことが重要です。
以下では主な3つのデメリットとその具体的な内容を解説します。

言葉や文化の違いによる伝わりにくさ

外国人留学生は日本語が堪能であっても、ビジネス上のニュアンスや敬語、業界特有の用語の理解には時間がかかることがあります。また、日本独特の「空気を読む」「暗黙の了解」といった文化的要素は、教育を受けていないと理解が難しく、意思疎通に齟齬が生じやすいです。

業務中のちょっとしたやりとりや報連相のタイミングにずれが生じ、上司や同僚との関係構築に苦労することもあります。そのため、企業側は意識して説明や対話の機会を増やす工夫が求められます。

就労ビザ取得などの手続きが複雑

外国人留学生の採用には、ビザの切り替えなど複雑な手続きが必要です。企業は法務省や入管への申請、必要書類の整備などを行わなければなりません。

こうした手続きに不慣れな企業にとっては、大きな負担になる可能性があります。手続きに不備があれば不許可となることもあり、採用計画に影響を及ぼすこともあるため、外部専門家の協力が必要になるケースも少なくありません。

長く働いてもらうための工夫が必要

​​外国人留学生は、日本での生活や就労環境に慣れるまでに時間がかかることもあり、精神的なストレスを感じやすい傾向があります。文化や価値観の違いから、職場に馴染めず短期間での離職に至るケースも報告されています。

また、将来的に母国でのキャリア形成を視野に入れている場合、日本企業での就労は一時的なステップに過ぎないこともあります。こうした背景から、日本人新卒と比べて定着率が低い傾向があり、長期的な人材育成に課題が生じる可能性があります。

外国人留学生採用を行う際の3つの注意点

外国人留学生の採用を成功させるためには、日本人学生とは異なる視点や対応が必要です。
ここでは、採用前に押さえておきたい重要な3つのポイントをご紹介します。

社内の受け入れ体制の整備

留学生を採用するにあたり、社内の受け入れ体制を整えましょう。非常に優秀な外国人留学生であっても、日本の商文化に馴染めずうまく活躍できない場合があります。例えば、「空気を読む」「察する」「忖度する」といった行為は日本独自の文化です。

そのため、日本語の研修だけではなく、仕事の進め方や価値観の部分から共有する必要があります。また、日本における商文化に慣れるためにマナー研修や、上司部下の定期的な面談なども必須です。留学生が働きやすい環境を整えることで、退職を防ぐだけでなく能力発揮にも繋がっていくでしょう。

また、海外人材を活用できる日本人管理者も用意する必要があります。社内で留学生を受け入れられる管理者が少ない場合、配属部署が限定されてしまう可能性があります。企業は様々な部署で外国人社員が活躍できるように環境を整えていくことが大切です。

在留資格や手続きの事前確認

日本人学生と留学生の採用で大きく異なるのが、在留資格として就労ビザの手続きが必要な点です。留学生が卒業後に就職する際には、学生ビザから就労ビザに切り替える必要があります。就労ビザを取得するには各種書類の作成とハローワークや入管への書類提出など煩雑な作業が多いです。

そのため、行政書士への依頼や外国人専門の代行サービスへ依頼する企業も増加しています。

新卒一括採用でなく通年採用

海外では、卒業後に就職活動に臨むので、一括採用により在学中に就職活動を進める日本の制度はきわめて珍しいです。特に留学生は、在学中の勉強が忙しい場合が多く、日本人と比べて情報量も少ないため、就職活動が遅れがちです。

また海外と日本の大学では卒業時期が異なるため、海外在住の学生まで採用候補と広げると一括採用だと対応できません。日本の有名大学を卒業予定の5カ国語が話せる留学生が、就職活動の時期に間に合わなく選考が出来なかったという例も少なくありません。

優秀な人材を取りこぼしなく採用するには、通年採用を導入してみてはいかがでしょうか。また、企業側が留学生に向けて積極的に情報を提供することも、優秀な人材確保において大切です。

待遇面において日本人と同等にする

外国人留学生を採用する際、日本人労働者と同様に「同一労働同一賃金」の原則が適用されます。まず第一に、仕事内容や責任の程度に応じた待遇設定が必要です。

第二に、「外国人だから」という理由で賃金や福利厚生に差を設けることは違法であり、合理的な理由のない格差は認められません。

第三に、就業規則や雇用契約書には待遇内容を明記し、日本人と外国人に不公平が生じないようにしましょう。これらを遵守することで、留学生の安心と企業の信頼を高めることができます。

外国人留学生採用を行う際に役立つサービス2選

外国人留学生特化の採用サービスも近年増えています。ここでは外国人紹介サービスをご紹介します。

Bridgers

 

出典:)Bridgers

海外現地面接会「Bridgers」は、日本で就業したい外国人の方々と現地で面接会を実施できる採用イベントです。株式会社ネオキャリアが運営しています。

特徴

  • 2,500名を超える内定実績と92%の内定承諾率
  • 行政や海外トップクラスの大学との独自ネットワーク
  • 一社単独の現地採用イベントを開催

費用

  • 採用イベント実施における固定費はかからない
  • 面接会で内定した人数に応じて請求
  • 1名入社 70万円~※要件によって変動
お問合せ先Bridgers

リュウカツ

出典:)リュウカツ

リュウカツは、日本で就職したい新卒外国人留学生や転職を考える中途の外国人材と企業をマッチングする就職・採用支援サイトです。株式会社オリジネーターが運営しています。

特徴

  • 中小企業から大企業まで約500社の法人取引実績
  • 外国人留学生専門のコンサルタントが採用と入社までサポート
  • 理系中心に多様な優秀層が多く登録

費用

  • 新卒採用の1人当たりの平均採用コストは93.6万円
  • 中途採用の場合103.3万円 ※場合により変動
お問い合わせ先リュウカツ

まとめ

いかがでしたか。外国人留学生を採用することで、社員や組織の成長が期待できます。一方で、社内の受け入れ体制の確保や採用手法の変更も必要です。今後も外国人雇用の需要の拡大が見込まれるため、本記事を参考に外国人留学生の採用を検討してみてはいかがでしょうか。

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