皆さまは求人フリーペーパーをご存じですか?新たにアルバイトを募集しようとしたときに、求人フリーペーパーは非常に有効な手段の1つです。しかし、
- 求人フリーペーパーが何か知らない
- フリーペーパーを導入したいが何から手を付けたらいいか分からない
- 求人フリーペーパーの具体的な媒体誌を知りたい
などとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは求人フリーペーパーの特徴や具体的な媒体誌、導入フローや注意点などを説明します。導入を検討する採用担当者様は必見です!
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フリーペーパーとは
フリーペーパーは、無料で配布される紙媒体の広告物を指します。生活情報やセールスプロモーション、そしてこちらで紹介する求人情報など、幅広いジャンルの記事や広告を扱っています。
中でも求人関連の広告を主に取り扱っているフリーペーパーを、求人情報誌と言います。
以下は「日本生活情報紙協会(JAFNA)」によるフリーペーパーの定義です。
特定の読者を狙い、無料で配布するか到達させる定期発行の地域生活情報紙誌で、イベント、タウン、ショップ、求人求職、住宅・不動産、グルメ・飲食店、ショッピング、演劇、エステ・美容、レジャー・旅行、各種教室など多岐にわたる生活情報を記事と広告で伝える。
引用:フリーペーパー定義 | 日本生活情報紙協会(JAFNA)
なお、複数のフリーペーパーを一冊にまとめたものはフリーマガジンと呼びます。雑誌形態の広告物で、扱う内容はフリーペーパーと同様です。
フリーペーパーの特徴
ここでは
- フリーペーパーの配布形式
- 読者の範囲
の2つの観点からフリーペーパーの特徴について説明します。
フリーペーパーの配布形式
幅広い層に読んでもらうため、フリーペーパーにはいくつかの配布形式があります。日常生活の中で目に触れることが多いのは、街角に置かれている形式のものでしょう。お店や公共施設のスペースにラックを設置し、数種類のフリーペーパーを並べる方法が主流です。
他にも新聞にチラシとして折り込ませたり、ポスティングで世帯に直接配布するなどがあります。
いずれの配布形式も、地域に密着しているという点が特徴的です。各地方を細かくエリアで区切り、その地域内でフリーペーパーが発行されることが多いです。
読者の範囲
またアルバイト募集で求人情報誌を利用する場合は、読者の範囲がかなり限定的であるフリーペーパー特有の性質を生かして、条件を絞った求人が可能となります。
特定の地域から募集したい、主婦を雇いたいといった細かなニーズを満たすことができる点は、地域密着型媒体の強みだと考えられます。
Web求人媒体との比較
現代であれば、アルバイト募集をする際は求人サイトに広告を掲載することが一般的です。利用者の多さや利便性という面を考慮すると、Web媒体を用いたほうがフリーペーパーに比べて効率的な採用活動ができます。
一方で、Webには莫大な量の情報が掲載されています。求人サイトに支払っている料金の割にアクセス数・応募数が少ない、といったことも起こり得るでしょう。実際に主要なアルバイト求人サイトを調査すると、求人掲載件数が多いところで十万件を超えています。自社の募集が埋もれてしまう、もしくは流れてしまい掲載料が無駄になってしまう可能性があります。
求人情報誌は紙媒体であるため、情報が読者の目に留まりやすいという長所が挙げられます。アルバイトを始めたいと思っている人がフリーペーパーを手に取り、ふと見かけた求人に応募するかもしれません。ターゲットを絞ることができる一方、地域の人々に広く情報が届くという側面も持ち合わせているのです。
情報がコンパクトにまとめられた冊子なので、アルバイト募集情報が流れてしまう懸念も少なく、費用対効果が高いといえます。
フリーペーパー(無料求人誌)のメリット
以下にメリットを簡潔に記載しました。
- ローカルでの影響力が大きい
- 情報が程よくまとめられている
- 掲載の仕方を工夫できる
ローカルでの影響力が大きい
お店や公共施設といった目立つところに置かれるため、地元の人たちが日常の中で見かける機会も多く、さらに求職者へのアピールにもつながります。地域によってはWeb媒体よりも効果的かもしれません。
情報が程よくまとめられている
雑誌ほどの薄さなので、読者が視覚的に情報をキャッチしやすいです。求人を読んでくれる読者の割合は高いと考えられます。
掲載の仕方を工夫できる
求人情報誌担当者とのマンツーマンでの話し合いを経て、どのような求人を掲載するかを決定することができます。広告掲載のノウハウを反映した、応募が来やすい求人を作ることができるのは魅力です。
フリーペーパー(無料求人誌)のデメリット
続いてデメリットを簡潔にまとめています。
- 常に広告を募集しているわけではない
- 情報のアップデートが難しい
常に広告を募集しているわけではない
広告スペースが場合によってはすべて埋まっている可能性があり、さらに情報誌は週単位・月単位で新しい号に置き換えられます。長期間安定して求人を掲載するには不向きです。
情報のアップデートが難しい
紙媒体の弱点として、印刷した後の変更は不可能という点があります。募集人数や勤務条件などの重要な変更であっても、一度発行されてしまったらどうすることもできません。
おすすめのフリーペーパー【7選】
求人情報誌を発行している会社は全国に177社あります。それぞれサービスに特色があり、料金やエリアも異なります。各地方の会社をピックアップしたので、アルバイト募集で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
- 【北海道・東北エリア】求人ジャーナル
- 【関東エリア】 イーアイデム
- 【信越・北陸エリア】WorkinFree
- 【東海エリア】DOMO! (ドーモ)
- 【関西エリア】ディースターCLEAR
- 【中国・四国エリア】アルパ
- 【九州・沖縄エリア】求人ふくおか
【北海道・東北エリア】求人ジャーナル

「求人ジャーナル」は地域密着型のフリーペーパーです。地元の読者の属性に合わせた様々な求人が掲載されています。
発行エリア:群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県、福島県、宮城県、山形県、岩手県、青森県
料金:地域や枠数により異なる料金設定
ホームページ:https://www.journal.co.jp/
【関東エリア】 イーアイデム
「イーアイデム」は、都心から30~60分ほどの首都圏エリアの駅やお店など、合わせて4,310ヶ所の専用ラックに置かれているフリーペーパー求人誌です。都市部を主にカバーしているため、求職者の目に留まりやすく、求人の掲載数も豊富です。
【信越・北陸エリア】WorkinFree(ワーキンフリー)
40年以上の実績を持つ地域密着型の求人情報誌で、正社員、アルバイト、派遣など幅広い雇用形態の求人を掲載しています。掲載するとWebサイト「Workin.jp」にも同時掲載されます。
発行エリア:石川県・富山県・福井県
料金:24,000円~ (フリーペーパー+Web掲載)
ホームページ:https://workin.jp/
【東海エリア】DOMO! (ドーモ)
「DOMO!」は、東海エリアをカバーする求人サイトです。フリーペーパー、PCサイト、携帯サイトの3つに求人を掲載できます。豊富な検索メニューで、細かな条件での募集に適しています。
発行エリア:名古屋・岐阜・静岡中部・静岡東部・静岡西部
料金:問い合わせ
ホームページ:https://www.atimes.co.jp/product/
【関西エリア】ディースターCLEAR
「ディースターCLEAR」は新聞折込型の求人情報紙で、地域密着型の求人情報を提供しています。Webサイト「ディースターNET」とも連携しており、幅広い求職者にリーチできます。
発行エリア:大阪府、兵庫県、奈良県
料金:要お問い合わせ
ホームページ:https://d-starjob.com/docs/ad/d-clear.html
【中国・四国エリア】アルパ
「アルパ」は中国・四国地方の総合求人サイトです。フリーペーパー、新聞折込、求人サイトのミックスによって大きな影響力が期待できます。
【九州・沖縄エリア】求人ふくおか
「求人ふくおか」は、福岡の都市部で配布されている求人フリーペーパーです。レイアウトがシンプルで見やすい点が特徴的です。
発行エリア:福岡都市圏
料金:10,000円~
ホームページ:https://www.kyujin-fukuoka.com/contents/about_kyujin_fukuoka/
【6step】求人フリーペーパー導入の流れ
以上では具体的な求人フリーペーパーをご紹介いたしました。早速ですが導入を検討している方に向けて、導入の手順を紹介いたします。手順は
- 目的と採用ターゲットの明確化
- フリーペーパー媒体の選定
- 媒体社との打ち合わせ・プラン選定
- 原稿の作成(求人内容・写真・デザイン)
- スカウトメール作成・送信
- 校了(原稿確定)・掲載開始
- 応募受付・面接対応
の6ステップに分けて紹介いたします。
①目的と採用ターゲットの明確化
求人を行う前に、まずは求人の目的と採用のターゲットを明確化する必要があります。具体的には、採用人数、雇用形態、勤務場所、採用のポジションなどの条件の整理は重要です。
闇雲に募集をかけるのではなく、ターゲットを絞って効率的に採用活動を行って行きましょう。
②フリーペーパー媒体の選定
複数のフリーペーパーがある場合、求人フリーペーパーの特徴と応募要件と照らし合わせて比較検討することで、より応募者を獲得しやすくなります。フリーペーパーの特徴を具体的に挙げると、
- 発行エリア・配布場所(自社の勤務地との距離や読者層)
- 読者ターゲット層(学生向け、主婦層向けなど)
- 発行部数・掲載料・掲載期間
- 過去の掲載実績・反応率
などがあります。媒体選びによって求人にかかるコストや獲得できる人材の特徴が大きく異なるため、慎重に選びましょう。
③媒体社との打ち合わせ・プラン選定
掲載媒体を選定した後は、そのフリーペーパーを提供する会社との打ち合わせを行い、プランを選定します。具体的には、掲載のサイズ、料金プラン、掲載枠の種類、掲載スケジュールなどをニーズに合わせて選びましょう。
④原稿の作成(求人内容・写真・デザイン)
掲載する求人情報を媒体社と一緒に作成開始します。ここで
求人詳細の記載や写真撮影、必要に応じて原稿チェック&修正対応を行っていきます。原稿に関しては媒体社が作る場合もあるため、打ち合わせの段階で確認してみましょう。
⑤校了(原稿確定)・掲載開始
原稿が完成したら修正を行い、校了となります。指定の発行日にフリーペーパーの配布が開始されます。
⑥応募受付・面接対応
求人フリーペーパーを見て誰かが応募した場合、指定した電話やメール、LINEやWebフォームなどに連絡が届きます。応募を見逃さないよう、定期的に連絡の有無を確認し、面接の日程調整などをすぐに行いましょう。
求人フリーペーパーで効果を出す方法6つ
以上で紹介した求人フリーペーパーのメリット・デメリットを理解することで、フリーペーパーの良さを生かして求人広告を打つことができるようになるでしょう。ここではさらに求人の効果を高めるための方法を6つ紹介します!具体的には、
- ターゲットの明確化
- キャッチコピーとビジュアルの工夫
- 求人情報の具体化
- 応募しやすい仕組みの用意
- フリーペーパーの発行エリア・設置場所の見直し
- タイミングの見極め
の6つの方法について詳しく説明いたします。
ターゲットの明確化
ターゲットとなる応募者の年齢層・性別・ライフスタイルを明確化してみましょう。ターゲットを明確化することにより、ターゲットに合わせた求人内容や広告のデザインを作り出すことができます。より多く求める人材を得るためには、その人材のペルソナがどのようなものか、今一度考えてみましょう。
キャッチコピーとビジュアルの工夫
インパクトのあるキャッチコピーや視覚情報となるビジュアル表現の見直しは非常に重要です。
例えば「週1日~OK!」「髪型・服装自由」「未経験歓迎!」などのキャッチコピーはインパクトがあるだけではなく、応募するハードルを下げ、より多くの人を集めることができます。さらに、広告に実際の職場の写真を入れたり、フォントや色の統一感を持たせることも非常に効果的であると考えられます。
求人情報の具体化
応募の決め手となるような具体的な仕事内容はしっかりと示しましょう。例えば、応募者は仕事内容、勤務地、勤務時間、時給・給与、待遇などから応募するかどうかを判断することが多い ため、これらの情報はしっかりと明記するようにしましょう。
応募しやすい仕組みの用意
電話番号やメールだけでなく、QRコードでLINE応募やWeb応募を可能にすることで、応募のハードルを下げることができます。
さらに「履歴書不要」、「見学だけでもOK」、「即日面接可」なども気軽に応募したいと思えるような判断材料となるため、有効な手段であると言えます。
フリーペーパーの発行エリア・設置場所の見直し
求めている人材がよく利用しそうな場所に設置されているか確認しましょう。例えばスーパー、コンビニ、駅などが挙げられます。
さらに配布エリアと自社の勤務地のマッチ度も重要です。勤務地とフリーペーパーの配布地があまりにも離れてしまうと、求人に繋がりにくくなる恐れがあります。
タイミングの見極め
実は、求める人材によって応募に適した時期があります。例えば学生バイトなら春休み・夏休み直前、主婦層なら新学期(4月・9月)や年始の時期に反応がよい、といった傾向があります。これらの傾向を抑え、効率的な人材獲得を目指しましょう!
求人フリーペーパーを利用する際の注意点3つ
求人フリーペーパーは、求人を行う際に非常に有効な手段の1つですが、注意点もいくつか存在します。ここでは
- 求人内容の過剰な誇張は行わない
- 費用対効果を冷静に判断する
- 掲載の頻度や期間を検討する
の3つのポイントに分けて説明します。
求人内容の過剰な誇張は行わない
業務内容・雇用条件はインパクトがあればあるほど目を引きやすくなります。しかし、過剰に求人内容を誇張してしまった場合、掲載内容と実際の業務内容とのギャップに戸惑う・イメージと違うといったことが起きてしまい、最悪の場合離職に繋がりかねません。したがって、求人内容の過剰な誇張は避け、事実に基づいて記載するよう心掛けましょう。
費用対効果を冷静に判断する
高額な枠に掲載してもターゲットと合っていなければ反応は薄くなってしまいます。「何人採用できて、いくらかかったか」といった採用単価を出して効果測定を行うことが重要です。
掲載の頻度や期間を検討する
求人フリーペーパーは繰り返し見られて効果が出る媒体です。複数回掲載や、時期を見た継続的な出稿が必要になるケースもあるため、掲載の頻度や期間についてはあらかじめ目途を付けておいても良いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?以上では求人フリーペーパーの特徴や具体的な媒体誌、導入にあたっての注意事項などを説明してきました。
求人フリーペーパーはその特徴を十分に理解し、有効に活用すれば効率よく採用活動を行うことができます。今後アルバイトや派遣の募集を行いたいと考えている採用担当者様は求人フリーペーパーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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