近年、採用活動において「Facebook」や「Twitter」などのSNSを活用している企業も多いかと思います。
そこで今回は、そうした主要SNSの中で最もユーザー数の伸びが大きい「Instagram」に着目し、Instagramで採用活動を行う際のメリットデメリットやポイント、活用事例などについて詳しくご紹介します!
採用課題を解決するなら、300社以上の支援実績を誇る
uloqo(PrHR)の採用代行サービス
このような課題を抱えていませんか?
・採用活動におけるリソース不足にお悩みを抱えている
・面接や書類選考で、改善や採用広報等に手が回らない
・どうしたら採用活動がうまくいくのかよく分からない
uloqo(旧PrHR)の採用代行サービスは、結果にコミットし、採用目標達成に向けて、
あらゆる打ち手を考案・実行します。
採用戦略設計・採用広報企画・スカウト媒体・人材紹介会社・SNS等、
あらゆる採用手法の活用、候補者対応まで、採用に必要な機能を
豊富なノウハウと実績を活かし、高い品質でご提供します。

Instagram(インスタグラム)とは?
Instagram(インスタグラム)は、写真や動画の投稿をメインとしたSNSです。今や10代、20代に限らず、幅広い世代に利用されており、 私たちの生活の一部として浸透しています。
ハッシュタグと言われる「#(半角シャープ)」がついたキーワードを投稿に付けることで、キーワードに興味を持っているユーザーに対して投稿をリーチさせることが可能になります。
いてもInstagramを有効活用できる企業が多いのではないでしょうか。
Instagram採用とは?
Instagram採用とは、企業がInstagramを活用して求職者との接点を作り、自社に適した人材を採用するための手法を指します。この方法は、特に若年層やデジタルネイティブ世代に向けて効果的で、企業文化や働く環境を視覚的に伝えるのに適しています。
Instagram採用が注目されている背景
Instagram採用が注目される背景には、SNSの普及とInstagramの視覚的な訴求力の高さがあります。特に若年層が企業情報をSNSで調べる傾向が強まる中、企業文化や職場環境の「見える化」が重要視されています。2024年時点で国内の月間アクティブユーザーは6,600万人を突破しており、特に10代・20代の6割以上が利用していることから、ターゲット層へのリーチ力も抜群です。
また、低コストで広範囲に情報を発信できる点もメリットで、少子化による採用競争が激化する中、Instagramは差別化の手段としてますます有効性を増しています。
Instagramで採用活動を行うメリット
Instagramで採用活動を行うメリットは主に3つあります。
- 会社の魅力を視覚的にアピールできる
- 採用後のミスマッチを減らせる
- 採用コストの削減が見込める
会社の魅力を視覚的にアピールできる
就職や転職で会社を探す際、職場の雰囲気や人間関係、働きやすさを重視する人は多いです。
Instagramは他の主要SNSと比べてビジュアルに特化しているため、普段の職場の風景や社内イベントの様子などを投稿することで視覚的に会社の魅力をアピールできます。
採用後のミスマッチを減らせる
採用活動には多くの人的・時間的コストがかかります。そのため、採用後のミスマッチは企業にとって大きな痛手となります。
Instagramでは日常の一コマを投稿することで、職場のリアルな雰囲気を伝えることができます。また質問があればコメントで対応ができるため、採用のミスマッチは生まれにくくなります。
採用ミスマッチの原因と対策は?成功事例から学ぶポイントを解説!
採用コストの削減が見込める
Instagramは無料で利用できます。仮に有料広告を用いずInstagram経由で採用が決まった場合、採用にかかる広告費は「0円」ということになるため、運用方法によっては採用コストを大幅に削減することができます。
Instagramで採用活動を行うデメリット
Instagramで採用活動を行うデメリットは主に2点あります。
- 継続的な運用が必要
- 運用方法や投稿内容によってはイメージを下げることも
継続的な運用が必要
Instagramに限らずすべてのSNSに言えることですが、写真の撮影や加工、投稿文の作成など、コンテンツの企画には多くの手間がかかります。
また、成果をあげるためには定期的に投稿することが重要になってくるため、継続的に運用できる体制を整える必要があります。
運用方法や投稿内容によってはイメージを下げることも
SNSで気を付けなければならないことは、炎上や誤解を生む可能性が潜んでいるということです。企業の人間がSNSで不適切な発言をして、それが瞬く間に広がって炎上したというケースはたびたび見受けられます。
ネット炎上による企業のイメージダウン、経済的損失は計り知れないものがあるため、投稿の文言や投稿写真には常に注意しながら運用しましょう。
Instagram採用活動を開始する際のステップ7つ
実際にInstagramを活用した採用活動はどのように開始し、継続すれば良いのでしょうか。基本的な流れと活用方法について、こちらで詳しく解説していきます。
それぞれについて詳しく解説します。
1. 採用活動の目的とターゲット設定
Instagramを活用した採用活動では、まず目的とターゲットを明確に設定することが重要です。新卒採用や中途採用、企業ブランドの向上など、採用のゴールを定めた上で、採用したい人材の年齢層やスキル、興味関心を具体化し、ペルソナを作成します。
2. Instagramアカウントの開設と設定
採用活動のために企業専用のInstagramアカウントを作成し、ブランドとしての認識を高めるために企業名やロゴを反映させます。また、簡潔で魅力的な企業説明文や採用サイトへのリンクを設定し、わかりやすいカテゴリ設定を行ってプロフィールを最適化します。
3. コンテンツプランの作成
採用活動のためのコンテンツプランを作成し、企業文化やオフィスの雰囲気、社員インタビュー、募集要項、イベント情報などを視覚的に伝える投稿内容を計画します。
また、定期的な投稿スケジュールを作成し、アクティブなアカウントとしてフォロワーとの接点を維持しましょう。
4. 効果的なコンテンツ制作
視覚的に魅力的な投稿を目指し、高画質の写真や短い動画(リールやストーリーズ)を活用して効果的なコンテンツを制作します。
また、働く楽しさや成長機会、社会的な意義など、求職者が共感できるメッセージ性を盛り込むことで、より興味を引く投稿を作り上げます。
5. ハッシュタグと広告の活用
採用活動では、関連性の高いハッシュタグを設定し、「#採用情報」や「#新卒採用」など、求職者が検索しやすいタグを活用します。また、ターゲットに合わせた広告を配信することで、投稿のリーチを広げ、より多くの求職者に情報を届けることが可能です。
6. 求職者とのエンゲージメント強化
求職者とのエンゲージメントを強化するため、コメントやDMには迅速かつ丁寧に対応し、親近感のあるコミュニケーションを図ります。また、ライブ配信やストーリーズを活用して採用説明会やQ&Aセッションを行い、リアルタイムで情報を提供することで、求職者との信頼関係を深めます。
7. 結果のチェックと改善
Instagramインサイトを活用し、投稿のリーチやエンゲージメント、フォロワー増加数を分析して戦略の効果を測定します。得られたデータをもとに、ターゲット層により響くコンテンツやアプローチを試行錯誤しながら改善を重ねましょう。
Instagram有料広告とは
実際にInstagramで有料広告には、大きくわけて以下6種類が存在します。それぞれ特性があるため詳しく解説していきます。
それぞれについて詳しく解説します。
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告は、モバイル画面にフルスクリーンで表示され、24時間で消える特性を持つため、リアルタイム性の高い情報発信に適しています。期間限定のインターンシップ情報などに有効です。
写真広告
写真広告は、ユーザーのタイムラインに通常の投稿のように表示されます。文章や「申し込む」などのコール・トゥ・アクション(CTA)を組み合わせることで、高いクリック率が期待できます。
動画広告
動画広告は、最長120秒の動画をユーザーのタイムラインに通常投稿のように配信します。視覚的な訴求力が高く、インパクトのある情報発信が可能です。
カルーセル広告
カルーセル広告は、複数の写真や動画をスワイプで表示する広告です。1つの広告で複数の魅力を伝えることができ、ユーザーにアクションを促す仕様です。
コレクション広告
コレクション広告は、1つの投稿内で複数のポイントを紹介する広告です。ユーザーがスワイプする必要がなく、カルーセル広告よりもメッセージを訴求しやすい特徴があります。
発見タブ広告
発見タブ広告は、Instagramのアルゴリズムでおすすめの投稿が表示される「発見タブ」に配信されます。時間に余裕のあるユーザーが閲覧する傾向があり、潜在的な関心を引きやすいです。
Instagramで採用活動を行う際のポイント
Instagramで採用活動を行う際のポイントは主に5つあります。
それぞれについて詳しく解説します。
ターゲット層を明確にする
採用したい人材のターゲット層を明確にしたうえで運用することが大切になります。
ターゲットに自社のどのような魅力をアピールするべきか、どの時間帯に更新をすればより多くのターゲットに届くのか、ターゲットはどんなハッシュタグで検索するか、といったこと考慮したうえで投稿をしましょう。
採用ペルソナとは?7STEPやフォーマット、活用事例を紹介!
会社の雰囲気をイメージしやすい投稿を心がける
写真や動画を投稿する際には、社員紹介や職場の紹介、社内イベントの紹介など、求職者が会社の雰囲気をイメージしやすくなるような投稿を心がけましょう。
「#採用」などで検索すると、様々な企業の採用Instagramアカウントを見ることができるため、ぜひチェックしてみてください。
継続的に更新をする
成果をあげるためには継続的にに更新することが大切になります。アカウントが中途半端に放置されていたりすると、企業イメージの悪化を招く可能性もあります。
はじめは2~3日に1回程度のペースで更新して、様子を見てみましょう。
ハッシュタグ(#)を活用する
Instagramの投稿には最大で30個までハッシュタグをつけることができます。ハッシュタグは自社のコンテンツに合うキーワードをできるだけ多く記載することが重要です。ハッシュタグが多ければ多いほどユーザーの検索に引っかかりやすくなります。
ハッシュタグ例
#採用#採用担当#採用情報#新卒採用#中途採用#人事部#インターン
ストーリーズとハイライトを活用する
Instagramのストーリーズは、短期間で注目を集める投稿として非常に有効です。24時間で消えるため、フォロワーに対して最新の情報を定期的に発信することが可能です。とりわけ社内のイベント、社員の日常、職場の様子をストーリーズで紹介し、企業の魅力的な側面を伝えます。
さらに、重要なコンテンツは「ハイライト」としてプロフィールに固定することで、過去の投稿を常に求職者が確認できるようにします。たとえば「社員紹介」「働く環境」「募集ポジション」など、カテゴリごとにハイライトを作成すると、求職者にとって分かりやすいと考えられます。
【4選】Instagramで採用活動を行っている企業事例
Instagramで採用活動を行っている企業事例をいくつか紹介します。
- 三井住友カード株式会社
- 株式会社JALスカイ
- 株式会社DYM
- 株式会社アダストリアの事例
三井住友カード株式会社の事例

画像元:「三井住友カード株式会社 (新卒採用アカウント)|Instagram」
三井住友カード株式会社の採用Instagramでは、各部門の業務内容や一日のスケジュール、社員インタビュー、社員のプライベートの様子などが掲載されています。会社HPだけでは伝えきれない会社の雰囲気や魅力が伝わる投稿内容になっています。
株式会社JALスカイの事例

画像元:「JALスカイ採用|Instagram」
株式会社JALスカイの採用Instagramでは、仕事風景や社員インタビューなどが掲載されています。会社の暖かい雰囲気が伝わる投稿内容になっており、会社について楽しく理解を深めることができます。
株式会社DYMの事例
画像元:「DYM【公式】 ~新卒・中途採用~|Instagram」
株式会社DYMの採用Instagramでは、社員インタビューや社内外のイベントの様子などが掲載されています。入社して間もない社員の方や新入社員の方が多く取り上げられており、転職や就職を考えている人向けのコンテンツになっています。
株式会社アダストリアの事例
画像元:「アダストリア新卒採用担当|Instagram」
株式会社アダストリアの採用Instagramでは、社内イベントの様子や、アパレル店員になりたい人向けのお役立ち情報などを発信しています。アパレルや美容系は、採用候補者がInstagramを使っている可能性が高く、相性が良い業界といえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、Instagramで採用活動を行う際のメリットデメリットやポイント、活用事例などについてご紹介しました。
SNSで情報収集する人が多い時代だからこそ、Instagramを使った採用活動は非常に効果的です。本記事を参考にして、ぜひInstagramを採用に活用してみてください。
SNSの活用にお悩みの企業の方へ、採用代行は株式会社uloqo(旧PrHR)にお任せください

「普通の運用代行」ではない、
プロフェッショナルリクルーターによるRPOサービスです。
①月額20万円~からご予算と課題に応じてカスタマイズ型でサービス提供が可能。支援後は追加費用の発生一切なし。
②累計50社取引クライアント様の契約継続率は驚異の90%超。
③あらゆる採用媒体活用実績を活かしたプランニング、実行により、採用目標達成率は87%超。
④上流工程の企画から、下流工程の実業務まで一気通貫で支援。もちろん採用広報もベーシックプランから提供可能です。
⑤独自の業界リサーチで、業界専門用語や市場におけるクライアントのポジションについて、徹底的にインプットを行います。
⑥エンジニア・データサイエンティスト・デジタルマーケター等、専門職種についてはテクノロジー領域専門のコンサルタントが担当します。
▼サービスに関するお問い合わせはこちらから